大阪の食い倒れ、京都の着倒れと来れば、江戸の履き倒れと言うある意味自虐的な言葉がありますが、東京の履き物といえば浅草であります。その浅草の履き物を支えたのが足立区などに居住する靴職人でありました。それほど足立区は靴と縁のある区なのであります。海軍の軍靴御用達の大塚製靴に対し陸軍御用達の旧日本製靴、現在のリーガルコーポレーションの工場も以前は隅田川沿いの京成電鉄の千住大橋駅西側にでんと構えておりました。今はその跡地がショッピングモールのポンテポルタになっておりますが。

東京はその足立区で1985年に創業して、現在千葉県の松戸市内の工場にて高級紳士靴を造る（株）ビナセーコーの手掛ける、国産紳士靴の最高峰ペルフェットのお靴を満を辞して出品いたします。ペルフェットの意味はイタリア語で完璧という意味だそうです。

このお靴から発するオーラは半端なく、世界各国の10万円オーバーのお靴さえ寄せ付けない凄さがプンプンいたします。

家庭内保管品です。試着のみの新品未使用、箱付きです。箱も荷崩れしてません。箱だけでも二千円くらいしそうです。

お造りの凄さはさることながら、こちらのセミブローグはアッパーのデザインをパンチングだけで表現しているとても珍しいお靴となっております。言われないとわからないのですが表面の凹凸がまるでない凄いお靴です。パンチングです表現された模様を無視するとホールピースのお靴であることかわかります。

大事なお靴の構造ですが、長年国内の有名ブランドのOEM生産を請け負ってきただけのことはあり、同じ千葉県の鎌ヶ谷に工場を構えるユニオンインペリアル同様国内最高峰のお靴を製造しております。ソールが平面でなくちょうどジャンクの下の位置のソールが山型にカーブしています。ペタンと平面でないのです。この光景もとてもセクシーです。小泉進次郎さんのセリフではありませんが。

今回はこれ以上喋りません。
ぜひ検索してみてください。

購入は4年ほど前ですが、定価は六万円弱でした。現在、廃盤のため新品未使用のでの入手は絶望的となっております。現在Yahooオークションではこの品番は四万円オーバーで取引されているようです。

品番P2417
サイズ　8 26cm
ホールピース
アデレードのセミブローグ模様
グッドイヤー製法
本革　革底　伏せ縫い
日本製

#ごろうちゃんスペシャル

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