アンティーク・インタリオは手仕事で絵柄や紋章を彫られた大変珍しく、芸術性価値のある宝物です。中でもトップクオリティを誇るものは、ミュージアム・クオリティ「美術館レベル」と呼ばれ人気があり、投資の対象にもなっています。今回は、人気のライオンが描かれているフォブシールを紹介します。ジョージアン~ヴィクトリアン中期のミユージアム・クオリティです。宝飾品としてだけでなく、実際にワックスシールを愉しみたい方にご覧頂きたいです。

アンティーク、インタリオはスタンプだったり、指輪やフォブと呼ばれる宝飾品であったりしますが、この凹凸は溶かした蝋の上に押して絵柄を反転させ、使用されていました。中でもジョージアン～ヴィクトリアン期は手紙による通信が最も流通した時代で、紋章や賢人の肖像画に加えて、メッセージ性の高いデザインのインタリオが王侯貴族だけでなく庶民にも普及しました。
インタリオは贅沢品なので普通の人は所有することができないため、いくつも所有している人の所で、絵柄を選びワックスシールを購入していました。現代の価値観からすると、信じられない程の手間とお金がかかりますが、受け取った側が一番初めに目にするものであり、相手を喜ばせる事が出来る事、また差出人のセンスや好感度も良くなるため重要視されていました。

さて、こちらはそんな時代の英国製アンティーク、9金、ブラッドストーンに彫り込まれたランパント・インタリオ、フォブシールです。ライオンは力、強さ、勝利の証などの意味合いを持ちます。イノシシは激しい闘争心、死ぬまで闘う誇り高い精神を現しています。こちらはたくさんあるアンティーク・インタリオの中でも彫も金細工も最上級クオリティで、大きさもあり、ずっしり重く、華麗で豪華な素晴らしい装飾が彫り込まれています。

こういうものを所有できることは、当時の貴族が使用していた本物をいつでも使う事ができるという特権があります。高価で手が出せない方や、少しだけ使用してみたいという方は、今後シールも紹介しようと考えていますのでご参考下さい˚✧₊⁎
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カラー...ゴールド

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