20世紀初頭。プラチナの登場により、ダイヤモンドを限りなく透明に美しく輝かせる事を可能にしました。新しい素材による、エレガンスを追求した至極のジュエリーは大切に受け継がれて今を生きる私たちをも感動させてくれます。100年以上経ていると思えない程に、革新的で、斬新なトレジャー・リングです。
　
こちらは1910年頃、フランス製サファイア・ダイヤモンドリングです。当時ヨーロッパではシルクやレースをあしらったファッションが流行し、それに伴ってジュエリーも、繊細な素材に合うようにダイヤモンドや真珠（白）が好まれました。同時に、カラーストーンを組み合わせると白が栄えるとして人気がありました。またプラチナが登場したことから、デザイン性のあるデリケートな技巧が可能になりました。プラチナはその色も艶やかで品があり、シルバーや金とは違う良さで人を魅了しました。

こちらはそんな当時に造られたとても豪華な指輪です。迫力のある大粒のブルーサファイアはおよそ1カラット。深くてビロードのようなブルーは高級感があり、光の加減で溌剌としたブルーも魅せてくれます。周囲に4つの大きめのオ－ルドカットダイヤモンド、間に小さなダイヤモンドがびっしりと贅沢✧*パヴェのように燦燦と輝きます。1900年初頭のダイヤモンドらしく、限りなく透明、かつとても明るく華やかに輝きます。小さな石まで一石一石、人の手で丁寧な研磨がされているので、最良の輝きが与えられています。アームも現行品に比べると驚くほど細く、全体の繊細さを物語っています。こちらのリングはデザインも斬新でアイキャッチ、魅力的なジュエリーです。

金よりもずっと高価だったプラチナは一部でも入っていれば高級の証、と言われますが、こちらは全体がプラチナ(•͈⌔•͈⑅)。高貴でプレシャスなリングです。
※動画有

年代：1910年代
素材：プラチナ
ジェムストーン：サファイア（約1CT）ダイヤモンド （トータル約0.75CT）
宝石鑑別書付
サイズ：約9.5号
刻印: 無
コンディション：Excellent


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