十字型の絣模様が見える、一元（ひともと）と呼ばれる技法で
織られた本場大島紬です。
絣の白をよりくっきりと表現できる一元式は大島紬最大の特徴であり、
片ス式が縦横１本ずつ絣合わせすればよいのに対し
一元の場合縦横2本ずつ、計4本の絣合わせが必要となります。
その技法の困難さは、総絣と比するべきものといわれています。
近年では有能な職人の急速な減少により、
簡易な片スが主流となりつつある中、大変貴重なお品です。



身丈（肩より）152.3　
袖丈51　
裄丈64　
前幅23.6　
後幅28.8

正絹

状態；ランクC
胴裏単色の変色があります。
表は、着用感も無く気になるシミ汚れはありません。

状態ランク
A…美品
B…目立たない箇所にわずかな難があるが比較的綺麗なお品
C…やや難があるが着用可能なお品
D…難があり個人差があるが何とか着用できそうなお品
E…難あり材料用

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出品物は題名のお品です。コーディネートした物は除きます。
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現代物とアンティーク品（戦前のお品）のランク付けの感覚は異なります。
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