18世紀スコットランド出身の宝石彫刻家、ジェームズ・タシーが開発した、美しいガラス作品。愛の松明とランタン、手には吉報であるお手紙を持っているキューピット。”HUSH”は静かに忍び寄る愛を描いています。歴史、ユーモア、そして芸術性。多くの実りが備わった甘く美しい宝物です꙳✧。

こちらは英国アンティーク：キューピットのガラス、インタリオに9ｃｔゴールドの枠が付いた、ペンダントトップです。ジェームズ・タシーは1700年代に活躍した芸術家で、古代に彫刻された宝石を、ガラスに成形する方法を開発しました。彼の作品は古典クラシックで、崇高な美を纏っているのが特徴です。自身が美に対してとてもシビアで、完成度への拘りが強かったというエピソードが残っています。
現代では、“タシーの宝石” という意味の「タシージェム」と呼ばれており、大変人気があります。インタリオ（型）があれば200年以上前の芸術と歴史をそのままに、現代でも楽しむことが出来ます。そのような特別感からアンティークの中でも特に需要が高く、本物で魅力的な図柄を入手することは大変難しいです。

こちらはその希少なタシージェムで、ジョージアン～ヴィクトリアン初期のオリジナル。人気の高いキューピットが図柄になっています。キューピットの到来は、幸運がやってくるサイン。暗闇を、愛の松明とランタンで照らしながら近づいてくる姿。手にはお手紙（吉報）を持っています。美しさが際立つ甘美な作品で、半透明なガラスに、古典的な描写、少し微笑んでいるような表情、柔らかそうな羽など、全ての描写がとても丁寧で繊細。思わず見入ってしまうような、ミュージアム・クオリティを誇っています。

かつての方々にとって間接的に想いを伝えることがいかに重要であったかが伺える貴重な資料です。招待状や、大切なお手紙に付けると粋なサプライズになると思います‧₊˚✧

年代：1820年頃 　
サイズ：W15㎜×L18㎜×H5㎜
（ペンダントトップまでL25㎜）
コンディション： Excellent
※ゴールドの枠(9ct)は現代のもの

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カラー...ホワイト

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